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岡山インカレ

 シーズンインして、今年もこの岡山インカレがやってまいりました。

短水路、ナイトレースということで睡眠もばっちり、さながら何かのイベントマッチのような気持ちにさせられる夜のレース会場によってバリバリ体も動いたことかと思います(主観)。例年本大学はこの試合を任意の大会にしていて、管理人は1年のときから参加していますが、この試合はベストこそ出せれど、何秒台、とか標準記録、とかいった結果には満足できないなど苦汁を舐める選手が多い大会に思えます。

 

また、この大会で1回生ロングスイマー2大巨頭の鍋田未夢、望月美桜が大学水泳デビューを果たし、彼女たちなりに大きなものが掴めたようでした。管理人もあと少しで引退ですが、後輩たちにはお互い切磋琢磨してどんどん成長していってもらいたいですね。

エンダァァァァァァイヤァァァァァ

 

 そして本日の高知大学水泳部のメインレース、400mフリーリレー。先に行われた100mバタフライでベストではあるものの技術点に大きな課題を残し納得のいかない道端智紀、200m自由形で同じくベストを出しながらも2'00"25というまた何とも惜しいタイムをラストタッチで決めてしまった中陽、50m自由形においてアップと本戦で水深が変わることを知らずもう何が何だかといった豊田裕也、とまるで頼りにならない先輩どもにチームの士気は揺らいでいた。「もう、先輩たちしっかりして!」100m平泳ぎで0.4秒ベストを更新し波に乗った湯口勝也がそう口を開いた。自分たちはこのためにここまで来たのだ、と再度メンバーは奮起する。招集ギリギリで入場し、呼吸を整える。この組が終わったら自分たちだと、考える。いつも通り円陣を組み、これも3年目だと思うとなぜだか可笑しく思え、しかしその結果すらも「いつも通り」なんかにするまいと、強く決意する。前の組が終了し、観客の歓声が納まる。本大会最終競技との旨のアナウンスが場内に流れ、場は一気に集中した雰囲気に包まれた。誰の頭にも3'37"98が浮かんでいる。それを4人で突破するために、自分のすべてを出し切るのだ。審判長の笛とともに飛び込み台に乗り、take your marksの掛け声…スタート!

 

…それからのことはよく覚えていない。四人が泳いでいる間、互いが互いを必死に応援した。そしてアンカー中陽がゴールタッチを決め、そのタイムは…

3'37"68!!!!!!!切った!!!!!!

かくして、本当にギリギリではありこそすれ、全国公標準記録を突破した。

特に、3年道端、4年豊田にとっては、リレーで全国に行こうと2017年にメンバーを結成して2年あまり、標準記録の引き上げとチームの記録向上とのイタチごっこ苦しい時を過ごしてきた。そして見事、この児島マリンプールにてその悲願は達成されたのである。おめでとう!!!!!!!!

やった!!ついにやった!!!

ただしふたを開けたらほぼ勝也のおかげだったね

ワンツーフィニッシュをきめた工科大チームと

みんな一体何と戦っているんだ…?

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